心が絶望することこそが本当の死につながる

簡単に絶望しないことが大切である
ガンや精神病のような治りにくい重い病気にかかっても、心を明るく持って希望を失わない姿勢でいると治癒することもあると前に述べました。

しかし、本当は大したことが起こっていなくても、心が絶望することで自死する道を選んでしまう人もいます。つまり、キェルケゴールが言うように、「死に至る病とは絶望のことである」ということになります。

絶望が本当の死につながるという意味には、文字どおり素晴らしい可能性や明るい未来を否定してしまうからでもあります。

たとえ、絶望的に見える運命が訪れたとしても、それが本当に希望のない人生へとつながっているかどうかはその時点では分かりません。実のところ、それが本当の幸せへと導かれる入口であったと後で証言する人もたくさんいます。

人間には、一瞬先の未来も見えないので分からないのですが、人間を見守っている高い宇宙の意志のような存在が、あなたをもっと違った方向へと導こうとしているのかもしれないのです。

「あの絶望的状況があったからこそ、今の幸せがある」と語る人は多く存在します。大きな視点で見れば、大変な人生の危機もそうなった方がいいからこそそうなったのかもしれません。